こんにちは、あさばらです。
ALDENの日本総代理店であるラコタハウスにて、またもや我々の懐を脅かす新作が発売されました。
もうコレ書いてる時点で無事にお財布の中身はスッテンテンなわけですが、後悔はしておりません。
てなわけで、ラコタハウスの新作、40025を購入したので、ちょっくらレビューしてみたいと思います。
名作インディーブーツ
インディーブーツとは
KING of Shoes と名高いALDENには、定番で人気を誇るモデルがいくつか存在しますが、そのうちの一つが通称インディーブーツです。
インディーブーツの特徴は、トゥにあしらわれたU字を描くクローンステッチです。
また、別注モデルや限定モデルを除けば、インディーブーツはトゥルーバランスラストという、ALDENがもつラストの中で最もボリューミーなラストで作られています。
日本国内で取り扱われているインディーブーツとしては、ラコタハウスやクリスピンが販売している401 、405 、あとANATOMICA別注の4113があります。

(403というモデルもありますが、ラコタハウスのラインナップ統廃合の方針で販売されなくなりました。)
4113はトゥルーバランスラストではなく、モディファイドラストで作られているので、通常のインディーブーツよりかはドレッシーなフォルムになっています。
なんでインディーブーツと呼ばれているかというと、かの有名な映画、インディー・ジョーンズにおいて、主役のジョーンズ博士(ハリソン・フォード)がこのブーツを履いていたからだそうです。
日本国内では手に入りませんが、熱狂的なインディー・ジョーンズファンに向け、アメリカ本国ではインディーブーツを模した安価なブーツ、ジェネリックインディーブーツも出回っていたりします。
YouTubeで検索してみると、ALDENのインディーブーツVSジェネリックインディーブーツみたいな動画も出てきたりします。
仕事でインディーブーツは…
インディーブーツを履きたい!
でも、仕事(しかも営業)でインディーブーツはどうなのよ…と思っていました。
タフなクロムエクセルレザー、シンプルだけど飽きのこないデザイン、いつか手に入れて履きたいなーと思っていました。
短靴なら良いよね
そんな中、ラコタハウスがInstagramにて、インディーブーツのような見た目の短靴を発表したではありませんか…!
相変わらず高性能PCばりの金額で驚きましたが、デザインがカッコよすぎる…。
それに、短靴なら仕事で履けるんじゃないか…。
履く理由、買う理由さえ揃ってしまえば、あとは現物をこの目で確認し、足入れしてみるのみ。
「買うわけじゃない…履いてみるだけ…」と、自分に言い聞かせつつ、ラコタハウス公式LINEにて、マイサイズの取り置きを依頼したのでした。
レッツ試着
試着だけしにいくというフラグ
40025は発売当初、ラコタハウス丸の内店でのみマイサイズがあったようなので、仕事をサボり散らかして仕事の合間をぬってお邪魔してきました。
試着当日の写真をまったく撮っていなかったのですが、それもそのはず。
足入れして鏡の前に立った瞬間、カッコよすぎてウッキウキになっちゃってたからです。
購入の意思を伝えるも、心のどこかで「まてまて…買うことをやめる理由はどこかにないか」と思考を巡らせていましたが、最後の検品で改めて靴を見直しても、やっぱりカッコいいなぁお前!となり、財布を出す手を止めることができませんでした。
インディーOX
デザインは、冒頭説明したインディーブーツの短靴バージョンで、素材がクロムエクセルレザーではなくアルパインカーフとなっています。
インディーブーツの短靴バージョンのことを、通称インディーOX(オックス)といいます。
OXとは何かというと、Oxford(オックスフォード)の略です。
革靴におけるオックスフォードとは、一般には内羽根ストレートチップのような、フォーマルなデザインのことを指します。

(元々はオックスフォード大学の学生が履いていたことが由来のようです)
40025は外羽根でストレートチップではなくバリバリの外羽根(ダービーシューズ)なため、どこがオックスフォードなんだというツッコミもしたくなりますが、ブーツではない=カジュアルではないというイメージから、オックスフォード(OX)の名を冠しているのだと勝手に思っています。
へ〜オックスフォードシューズなら仕事でも履いていいよね?
じゃあ履いちゃうね。
トゥルーバランスラスト
先述した通り、トゥルーバランスラストはALDENが持つラストの中で最も大きなラストです。
ソールの形状を見てもそれは明らかですし、前足部もとてもゆったりしています。
しかしそれだけではなく、全体の大きさに反して低く作られた甲周りのバランスが良いため、甲低幅狭な自分の足でも、土踏まず~踵周り、3の甲あたりがしっかりフィットし、歩きやすさに繋がっています。
また、ALDEN特有のフットバランスヒールがトゥルーバランスラストでは大きく作られており、これも歩行時の安定感を高めてくれていると感じます。
美しきアルパインカーフ

40025は、アッパーにアルパインカーフが使用されています。
アルパインカーフは、フランスのアノネイ社が製造するグレインレザー(シボ革)です。グレインレザーにも色々ありますが、アルパインカーフはキメの細かさと、凹凸の均一感、全体の光沢感によって高級感があります。
シボ革は、傷やシワ、汚れに強く、ワイルドな印象を受ける素材ですが、40025に使用されているアルパインカーフは光沢感があります。
ワイルドさ×高級感 な感じがうま~く調和していて、とても良いと思います。
トゥルーバランスラストのサイズ感
今回、僕はサイズ10Dを選択しました。
参考までに、僕が普段履いている他の靴のサイズを書いておきます。
Alden ミリタリーラスト US10.5D
Alden モディファイドラスト US10D
Alden バリーラスト US10D
Rutt Shoes 168Mラスト US10
Paraboot Avignon UK9
Allen Edomonds 65ラスト US10E
Church’s 173ラスト 90Fまたは95E
スコッチグレイン オデッサ 26.5㎝
トゥルーバランスラストは、前足部にゆとりがあるため、足幅の広い人でも割と快適に履けると思います。
ただし、ここで見た情報だけで判断せず、可能であれば実店舗で足入れをして購入することをオススメします。
レッツ履きおろし
「短靴だから」「オックスフォードだから」という免罪符を心に刻み、早速仕事で履きおろそうとも思いましたが、初日はオフの日となりました。
あ、ちなみに履きおろした日に、群馬県の靴磨き専門店「クツビガク」の非常に品位あるイベントに参加してきました。
素晴らしやネオコルクソール
先述の通り群馬県への遠征の日に履きおろしたわけですが、初日から大変履きやすいし歩きやすい。
まず驚いたのはネオコルクソールの安心感です。
水気のある路面で歩いてもしっかりグリップしてくれますし、ほどよい弾力が歩行を快適にしてくれています。

そして初めて知ったのが、ネオコルクソールは水を吸わない。
もっとギュンギュン水分を吸ってしまう素材かと思っていましたが、そうでもありませんでした。
(もしかしたら履いていくうちに表面が荒れて吸うようになるかも)
シボ革は現場労働者の味方
仕事でも履きました。
仕事中も大変快適。
そして、得意先の現場でぶつけたり擦ったりしても、全然ダメージになりません。
粗々しい金属に踵を少々ぶつけたら、さすがに表面は少し荒れましたが、たぶんクリームで簡単に補修できるレベルです。
アルパインカーフ、いい素材です。
歩きやすいしフラつかない
トゥルーバランスラストの個所でも書きましたが、ソール面積が大きいためか、歩行がしやすく、しかも安定感があります。
ちょっと路面状況の悪いところを歩いても、フラつきにく印象を受けました。
流石はフットバランスシステムをルーツとするラストです。
こういう靴を待っていた。
これから買う方へ
トゥルーバランスラストは最も大きい
書いてきた通り、トゥルーバランスラストはALDENのラストの中でも最もボリュームがあります。
そのため、足の形状によっては緩く感じる人もいるかもしれません。
僕みたいに甲が低い人や、どうしても足馴染みが悪い人は、靴下の厚みで調整したり、インソールを用いてサイズ調整するものアリだと思います。
(どこかで読んだことがあるのですが、アメリカではインディーブーツはインソールとセットで売っていたときもあるんだとか。誤情報だったらゴメンナサイ)
短靴といえどブーツ由来の木型ですので、タイト目に履くよりかはゆったりフィッティングが良いと思います。
ネットの在庫状況はアテにならない
ラコタハウスのECサイトからも購入できますが、ほとんどのサイズがSold Out(売り切れ)となっております。
でも、それで諦めてはいけません。
ラコタハウスは、全ての在庫をECサイトと連動させているわけではないのです。
そのため、ネット上では売り切れ表示でも、店舗に問い合わせたり、公式LINEで聞いてみると、意外と在庫があったりします。
興味がある人は、まずはお店に確認してみましょう。
最後に
ALDEN インディーOx 40025、とても良い靴です。
見た目良し、履き心地良し、作り良しの三方良しです。
これから仕事でもプライベートでもガシガシ履き込んで、良き相棒に育てていこうと思います。

最後に、この記事を読んだ我が妻へ。
この革靴、前から持ってます。